中国語発音ドットコムの高橋です。
わたしはなぜ、中国語学習をヘルプするビジネスをしているのか?その核となる理念・ミッションについてお話しします。まずはそのバックボーンとなっているわたしの過去と考え方をお伝えします。
▼中国語の勉強を始める
今でこそ、わたしは中国語を使う環境で生活して、そしてほぼ毎日中国語を使っていますが、学習を始めた当初はそれこそ本当に話せない状態でした。これはゼロから始めれば、誰だってそうだと思います。
ただ、他の人と違う点があります。それは、わたしは飲み込みが遅いと言うことです。頭が良くない、と言い換えることが出来るかもしれません。
わたしは台湾で大学院を卒業していますが、小学校・中学校の成績は平均を前後しているくらいでした。高校は工業高校で、卒業する頃はビリから何番目、といった具合でした。大学も東京にある小さい大学でした。
勉強に関しては要領が掴めず、またテストに弱かったので、勉強出来ないにプラスしてテストも弱い、こんな状態で本当に成績は良くなかったのです。
そんな状況で単身台湾に乗り込み、ゼロから中国語を勉強しました。当然、当初は何も分からず、街に出て市場にいっても屋台で注文出来ず、外に出ていくことをしない日々でした。
中国語の勉強を始めて数ヶ月経った頃、かなりの焦りを感じました。3ヶ月勉強しても、ろくに話せない、と。他の国から来た留学生は、それこそ半年も経つと、割と自分の意見を言えるようになっていて、ボキャブラリーもかなり豊富になっていました。
そんな中、わたしは相変わらず反応が遅く、また会話にしたくても、文章が繋がらない、発音も間違える、そんな惨憺たる状況で、ついに知り合いの女の子から「中国語が分からないなら来ないでよ!」と言われてしまいました。
ようやく中国語が話せるようになったかも?と思ったのが、だいたい1年半経ってからです。もちろん、中国語を勉強して丸1年経ったころは、それなりにコミュニケーションも出来るようになりましたが、まだカタコトで話すような感じで、しかも思考にだいぶ時間がかかっていました。
▼語学学校について
語学学校は、台湾国立師範大学にある語言中心で学びました。さすがに外国人へ中国語を教える専門学校なので、カリキュラムは非常に充実しています。また、先生にも恵まれ、この学校にいる間、女性の呉先生に1年半教えてもらいました。
わたしは恵まれた環境で中国語を勉強していましたが、実は一度だけ他の学校もいったことがあります。そこでは、普通に教科書を開いて、読んで、そして練習するだけでした。先生もアルバイトの先生で、特に語学を教授するための訓練を受けていませんでした。
そこでの先生は、わたしの発音がおかしいと指摘してきましたが、何がどうおかしいのか、それは教えてくれませんでした。おかしい、と一点張りで、学習者からすれば、どう変えれば良いのか、何が原因でどこに注意したら良いのか、そういったアドバイスがなければ急激に自信を無くしてしまいます。
先生に経験や知識が無ければ、教わる方は何を聞いても要領を得ません。せめて、「ここが悪いから、こうしてごらん」、というアドバスは必要です。中国語を学習していて、それだけは強く思いました。
たとえば、今でも中国語会話教室や英会話教室では、とりあえずのアルバイト先生が多くいます。もちろん、実力がある方もいらっしゃいますが、どうじゃない人もいます。実はここが盲点なんです。
仮に、先生が自分自身で日本語なり他の語学をマスターした経験があれば、きっと教える時にもその経験が活きてくると思います。逆に経験がなければ、いつまで経っても学習者の気持ちが分からず、授業では学習者に寄り添うよりは、自分の教える方法を押し付けて終わりかもしれません。そういった先生にあたると、学習が嫌いになるかもしれません。
▼学習者の気持ち
語学学習は、非常に地味です。
毎日少しずつの積み重ねで、しかも成果がすぐに見えません。そんな状態では、目標を持っていたとしても、少なからず挫折を味わうことがあります。もちろん、挫折は悪いことではありません。挫折をしたら、また起き上がって前に進めば、以前よりも大きく成長することができます。
しかし現実問題として、学習者としては日々の学習を続けるために、気持ちを持ち続けるのは辛いものがあります。もし、ここで先生のヘルプがあれば、あるいは話しを聞いてくれる人がいれば、不安が生じた時に話しをすることが出来ます。
不安を解消すれば、気持ちが前に向いてきます。気持ちが前に向けば、また中国語を学習しようとする意欲が高まります。そして、地味ながらも頑張っていこうと思えるものです。これは、わたしが実際に経験したこともでもありますし、他の語学の達人と話しをしていて、そう思えることがたくさんあります。
学習者としては、日々やらなければいけないことは分かっています。でも、気持ちが前に向かないこともあるのです。そして忙しくて、身体が疲れていることもあります。そんな時は、ついつい学習を休みがちです。それが続くと、今度は学習を開始するのが億劫になってしまいます。
▼ミッション
わたしは普通に凡人ですし、飛び抜けて頭が良かったことなんて一度もありません。しかし、そういうわたしでも中国語が話せるようになりました。しかし、その裏には葛藤や挫折があり、そして時間もたくさんかかりました。お金もそれ相応に使いました。
だからこそ、効果的な中国語学習法が分かりますし、学習者の気持ちも痛いほど分かります。
わたしは自分の中国語学習の体験を振り返ってみて、これまでの経験を伝えていくことが学習者の勇気になるんじゃないか、と考えるようになりました。そして、その考えをメルマガで伝えること、そしてサイトを作って伝えること、をしてきました。
中国語発音ドットコムというサイトを立上げ、そして中国語発音の教材を作る上でのバックボーンとなるミッションを、わたしはこう定義し、そして今後の活動をブレないで行っています。
ミッション:
中国語学習の効率的な学習方法を伝えるとともに、効果的な教材を開発し、学習者一人一人の心に寄り添いながら、世界を広げるお手伝いをする。